男性向け作品 MFブックス 結果発表

<第3期>新人賞
最終選考結果発表!

優秀賞

賞金:90万円
俺、冒険者!~そして、これが平面魔法~
著者:みそたくあん

編集部講評

いわゆる主人公だけが使える特別な魔法やチート設定。誰もが一度は読んだことがある王道ラインの中で、みそたくあんさんの描くこの作品は『平面魔法は異世界では最高の魔法だ』という点をしっかりと打ち出していました。
前世では身近な職業である「デザイナー」だった主人公が使う『平面魔法』。時には攻撃や生産、時には移動手段に……と、1つの魔法を発想の転換や旺盛な好奇心で様々に使いこなす主人公の姿もこの作品の魅力の一つです。

著者の中の“カラー”や“スタイル”をしっかりと作品に落とし込み、より判りやすく誰もが想像し楽しめる作品となる要素が随所に散りばめられたことで、キャラクター達も良いスパイスとなって現代と異世界のコラボレーションが出来上がったのだと思います。

やや読者を惹きつけるにはタイトルの印象が弱いものの、しっかりとオリジナルティがあり、主人公達に共感ができる作品だったため今回の受賞へと繋がりました。

編集部総評

この度は「MFブックス&アリアンローズ新人賞 MFブックス部門」にご応募いただきまして誠にありがとうございました。
この賞は、「小説家になろう」の特質を活かし、書籍化という展開で「なろうファン」以外の読者へも広く作品を浸透させるため、それにふさわしい物語を選出することを目的としています。

この度の「第3期」への応募作品数は480タイトル。審査の結果、みそたくあん氏の『俺、冒険者!~そして、これが平面魔法~』が優秀賞に選ばれました。異世界や魔法の設定がよく考えられ、描写も抜きん出た一作です。
「小説家になろう」への投稿作に限らず、今や世の中に「異世界転移・転生もの」小説のなんと多きことか。この『俺、冒険者!~そして、これが平面魔法~』は、異世界描写にすっかり慣れてしまい、より刺激的な「異世界感」を欲している読者に対するひとつの回答かも知れません。近日刊行となりました際は、ぜひ上記のことがホントかどうか皆さんの目で確かめて頂ければと存じます。

今回は優秀作が1タイトル、佳作は見当たらない結果でしたが、下記のタイトルは審査中に「これは」と注目を集めた4本です。

ワイエイチ氏の『錬金術師は家に帰りたい ~三つのチートで異界無双~』は高い完成度を感じさせました。
なこはる氏の『雷帝のメイド』は、「なろう」に新風を吹かせる野心作!?
暗黒騎士氏の『ハズレ術師の英雄譚』は物語にスピード感が欲しかったところ。
因幡 縁氏の『一年遅れの精霊術士』も推す審査員が多かった学園ものでした。

上記4作品の著者の方々の次期応募を、心待ちにしております。

今回は「賞金キャリーオーバー」で優秀賞の賞金もかなり膨らみました。次回「第4期」も皆様の熱い作品・挑戦をお待ちしております。